今年5月15日は、沖縄が日本に復帰して50年の節目を迎えます。
振り返ると、戦後沖縄は27年もの米軍統治下に置かれ、住民自治や人権などが大きく抑圧されていました。
当時の沖縄住民にとっては、国民主権、基本的人権、平和主義の日本国憲法の下に復帰するのが願いでしたが、「基地なし、本土並み」の願いとは裏腹に、新たに自衛隊の配置と多くの米軍基地は残されたままとなっています。 また、現在の沖縄の暮らしも本土並みとは言えず、県民所得は全国最下位で非正規雇用率や子どもの相対的貧困率なども全国ワーストの水準で県民の暮らしは深刻な状況のままです。
それでも、少子高齢化とはいえ人口も増え続け、自然や歴史と文化などは沖縄独自の潜在的な力があります。
何よりも沖縄の先人たちが「命どぅ宝」を大切にし「ゆいまーるの精神」で共に助け合ってきたことが、今の沖縄の心を支えています。
この度、「自立と共生社会」~働くことは生きること、協同で拓く沖縄の未来~をテーマに「おきなわ協同集会in那覇」を 開催することとなりました。心豊かな共生社会を共に考え実践するさまざまな人々が集う会といたします。
多くのご参加をお願い申し上げます。
●記念講演:前泊博盛氏(沖縄国際大学教授)
●対談:前泊博盛氏、永戸祐三氏
●その他:実践報告、リレートーク、ワークショップ
【日時】2022年4月17日(日)13:00~17:00(web参加可)
【場所】沖縄県総合福祉センターゆいホール(駐車場有)那覇市首里石嶺町4-373-1 ゆいレール石嶺駅徒歩9分
【申込】 (web) https://forms.gle/9mtW7UjzBPvMWdUU6 チラシのQRコードからもお申込可能です。
TEL:098-987-6966 FAX:098-987-6967