みんなの願いを叶える仕事と居場所を作りませんか?

「みんなのおうち」は住民、市民の抱えている不安や願いを共有し、新しいコミュニティーの在り方を市民が主体的に作り出す拠点です。虐待やひきこもりの表面化による8050問題、一人暮らしの高齢者の増加による老後の不安、環境破壊による災害の不安なども広がっています。
生まれてきた命が輝き、次の世代に続く地域をみんなの力でつくりましょう。そのためには地域で増えている空き家や有休施設などを活用すること、又、想いのある人が集まり自分たちのしたいこと、できること、地域に今必要とされてい活動や仕事を出し合いスタートしていきましょう。
また、この「みんなのおうち」づくりは全国各地のワーカーズコープとも連携しています。全国の仲間とも連帯し、経験を交流しあいながら進めていきます。ぜひご一緒にやりましょう。

全国各地の取り組み紹介

中志津(千葉)

自治会の担い手不足や高齢化の現状課題を解決しようと住民対象の2回のセミナーを開催。(1)居場所(カフェ)(2)暮らしのサポート(生活支援)(3)協同農園といったグループに分かれての部門会議も多数行い、何度も何度も話し合いながら健康麻雀教室の開催(60名の登録)、協同農園(90坪の農地を借りて畑づくり)、そして「中志津カフェ」のオープン(毎週金曜日)、佐倉市介護予防助成金活動わくわく体操会(毎週月曜日)と 自主グループが生まれ、センター事業団中志津事業所と連携する枠組み、「ワーカーズコープ中志津連絡会」としてスタートした。


トクさんの家(北海道)

児童センター事業のつながりから放課後等デイの立ち上げ、まちづくり協議会、地域包括センター、ボランティアグループの協力、地域食堂の活動を通じて、誰もが集える地域共生拠点を作った。多世代交流、地域食堂・夜食堂、おまつり、園芸作業、季節の行事、健康サロン 他を企画運営している。


ふじみ野デイサービスそらまめ(埼玉県)

2011年3月、原発被災地からの避難者支援から、現在は高齢者支援、地域のたまり場、児童クラブの子どもたちと交流活動などに取り組んでいる。サロンでは当事者主役の料理会、認知症サポーター講座、ひきこもり支援、地産地消をめざして畑での野菜作り、施設の屋根にソーラーパネルを設置しエネルギー自給を目指している。


みんなのおうち ほわ~っと(佐賀)

障害のある子どもを育てた母親や、障害児の放課後等デイサービスなどを手掛ける「佐賀夢根っこ」が、障害者や引きこもりの若者が就労できる環境、定年退職後に働き続ける意欲のある高齢者が輝ける場所づくりを思い立ち、関係者に呼び掛けて運営委員会(7人)を立ち上げた。空き家を活用し、9部屋にカフェスペースなどを準備。誰でも利用でき、軽食を楽しむことができるカフェや洋裁教室、織物教室なども実施していく。

みんなのおうちの作り方

ステップ1

主なメンバーで集まって、みんなのおうち設立準備会のスタート‼

みんなのおうちでやりたいこと、一人一人の願いを出し合う。

「まちづくりワークショップ」や「みんなのおうち講座」「地域懇談会」などを通した仲間集め。

ステップ2

物件探し。

事業計画、収支計画づくり(募金金額の目標)、立ち上げスケジュールの決定。

ステップ3

設立むけた募金集め(1口1万円募金など)。

各種助成金などへの応募。物件の契約、改修(できるだけ自前で)、主な活動、主な事業の決定とスタートに向けた役割分担。

ステップ4

開所式―地域の関係者への呼びかけ。

パンフレットの完成 ニュースの発行。いよいよ活動、事業のスタート‼